THERMOSの歴史を垣間見るシリーズVol.3はストーブです。
ストーブやランタンを発売したのはテントを発売した1960年。THERMOSのストーブはツーバーナーとスリーバーナーでサイズは3種類。モデルも3つだと思ってたのですが、これが調べると色々有るんです。型番は同じでグリーンと赤かオレンジのカラーリングとHORIDAYシリーズのパールの入ったライトブルーが有りますが、全部の仕様にカラバリがあるかはわかりません。
小型ツーバーナー
Colemanでは425系のストーブです。
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THERMOS 8423というモデルですがColeman425Cのような足があります。多くの部品をAGMから供給されたモデルだと思います。グリーンにオレンジのコントラストが素敵です。
ツーバーナー
Colemanでは413系の一般的なツーバーナーです。
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THERMOS 8422というモデル。THERMOSのツーバーナーはケースに丸みがあるのが特徴ですね。
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こちらは8427というモデルですが、タンク部のフィラーキャップとポンプが別になってます。左利きの人だとこのほうが使いやすそうですね(笑 このパールの入ったブルーは当時のアメ車のカラーみたいでカッコイイと思います。このカラーはHOLIDAYと書かれたデカールと写真のデカールの仕様があるようです。
スリーバーナー
Colemanでは426系のスリーバーナーです。
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THERMOS8433というモデルですが、THERMOSのスリーバーナーストーブです。
AGMの古いモデルにはシングルバーナーはありますが1960年前後にはKampkookシリーズのツーバーナーかスリーバーナーのみになってます。SEARSのストーブもツーバーナーかスリーバーナーしかありませんが、THERMOSも同様なラインナップとなってます。THERMOSのストーブは今でもebayでNOS(未使用品)が入手できる確率は高いんですよ。とはいえ結構癖があるみたいなんです。
今回はTHERMOS Vintage Campinggears(3)と題してガソリンストーブの紹介でした。因みにプロパンガス仕様のツーバーナーストーブも有ります。
おしまい