サイトアイコン Oldstyleでいこう♪

SEARS Vintage Canvas TENT【後期編】

SEARSのヴィンテージコットンテント、J.C.Higgins~Ted-Wiliams時代以降の後期編です。

10月にSEARSのビンテージテントユーザーのみが集まるキャンプミーティングを開催する予定なのですが、そもそもSEARSにはどんなビンテージコットンテントがあったのか調べてみました。SEARSのテントは情報が無くてeBayやSNSで見て知ったのが殆どなんです。時代と共にどんなテントが発売されていたのか分かる範囲で紹介します。先ずはJ.C.Higgins~Ted-Wiliams時代の前期編です。Umbrella TentSEARSのスポーツ部門として立ち上げたブランドJ.C.Higginsは1908年から1962年と言われてます。その中でキャンピングギアを扱ったのは1950年くら...
SEARS Vintage Canvas TENT【前期編】 - Oldstyleでいこう♪
前期編ではJ.C.Higgins~Ted-Wiliams時代のテントの紹介でしたが、それ以降の時代です。
SEARSのスポーツ部門には実在した人物の名前を使うのが決まりなのか分かりませんが、ここでHillaryというブランドが誕生します。Hillaryはエベレスト初制覇の登山家、エドモンド・ヒラリー(Edmund Hillary)さんの名前が使われているらしいです。テントの監修をしていたとも言われてます。なんとも面白いメーカーですよね。

Cabin Tent

HillaryブランドのCabin Tentはすごくバリエーションが多いです。

出典:Pinterest
今、SEARS HillaryブランドのCanvas TENTカテゴリーで一番良く見かけるのはこのタイプのテントではないかと思います。サイズは10×8フィートが多く、カラー・サイズともバリエーションが多いです。ColemanにもCanvas Cabin Tentという名前のテントが有りますが、フレーム構造は同じような意匠です。1970~1980年代ではないかと思います。

出典:3sisterspapa_tomopitooo
こちらもCabin Tentの派生モデルだと思います。このテントもカラーバリエーションとキャノピーの有無が有るようです。

Cottage


出典:Flickr
SEARS Hillary TENTというとこのカラーのCottage Tentが真先に思い浮かびます。11×10フィートというフロアサイズが多いですが、サイズのバリエーションは多いです。カラーはこのライトブラウンとグリーンのツートンでルーフがボーダーになってます。このカラーの他にブルーベースでルーフがアイボリーとブルーのボーダー仕様というカラーも確認してます。最大サイズは14×10フィートでオーニングが付いたモデルとなってます。1970~1980年位のモデルだと思います。

Family Camping TENT


1980年代に登場したのが自分も所有しているFamily Camping TENTです。Cottageのシリーズとはフレームワークがちょっと違います。カラーはライトグレーをベースとしたグリーンとのツートンカラーです。この色使いのCABIN TENTはありますが、Family Camping TENTとしてはこの14×10フィートのサイズしか見当たりません。

日本でも1980年代に鉄骨のフレームテントからドームテントへと主流が変化していったように、SEARSもこのFamily Camping TENT以降は化繊のドームテントに置き換えられていきます。
正確には分かりませんがSEARSから発売されていた最後のコットンテントなのではないかと思います。

今回はSERAS Hillaryブランドのコットンテントの紹介でした。おしまい

モバイルバージョンを終了