新型コロナウイルスによる自粛で週末にウオーキングをすることが多くなってます。昔は散歩しながら写真を撮り歩くフォトウオーキングみたいなことをしてましたが、今持っているカメラ（NIKON D800）は重たくて持ち歩く気になれません。
そこでお散歩に持ち歩くのに軽量でそこそこ画質の良さそうなカメラを購入してみました。

FUJIFUILM　X-T200

購入したのは富士フイルムのX-T200というモデルのレンズキットでカラーはダークシルバーです。グリップが浅く持ちにくいのでハーフケースを着けてます。

発売は2020年の3月ですから1年前のモデルです。富士フイルムのカメラの中ではエントリーモデルな位置づけで、CMOSセンサーもX-TRANS CMOSではなく一般的なベイヤータイプのCMOSです。
このX-TRANS CMOSと一般的なCMOSと色味が違うらしいんですが、自分にはあまり良く分かりませんでした（笑
そもそも、LightroomやPhotoshopでけっこう弄ってしまうのでそこは重要ではないですね。それに、中盤センサーを用いたGFXシリーズもベイヤーCMOSですし！
ただ、AFのレスポンスが悪いとか、その辺は気になります。
あとインターフェイスが面白いんですよ。スマートフォンの写真アプリ使っているみたいなんです。最近のカメラはこんな感じなのかしら。

このレンズキットで、重さはD800のボディーのみの半分より軽いです。軽すぎて手ブレしやすいのはあるかもしれないです。
センサーサイズがAPS-CでキットレンズがXC15-45mm3.5-5.6 OIS PZという電動ズームレンズが着いてるわけですが、流石にボケ感が弱いので単焦点の明るいMFレンズを追加しました。

TTArtisann 35mmF1.4 C

中国の銘匠光学というメーカーで最近話題の中華レンズです。

富士フイルムのカメラにはMF時にフォーカスピーキングと言ってピントの山がつかみ易いインターフェイスが有りましてMFレンズが使い易くなってます。このレンズを使ってみたいというのも有って富士フイルムのカメラを買ったというのもあります。
35mmは135換算52.5mmなのでよく使う画角です。

フイルムカメラほど面倒ではないこのアナログ感は写真を撮るのが楽しくなります。50mmF1.2や17mmF1.4も欲しくなります

動画撮影することも想定してフードは角型にしてみました。キャンプ動画は殆ど置きピンで撮っているのでMFレンズでもたぶん問題ないと思う。背面の液晶をひっくり返しておけばEVFオンリーになるのでアナログ感も増します。
あと、X-T200は動画撮影機能も充実してるので取り回しの面でもこっちにシフトしたいと思ってます。LOGで撮影はできませんが、わが家のパソコンではLOGの編集には厳しいので普通の動画で十分です。S10の後継機種が出たら考えても良いかな

お試し写真、参考まで

XC15-45mm3.5-5.6　JPEG撮って出しColorprofile:Provia

XC15-45mm3.5-5.6　RAF（RAW）をLightroomで自動補正をしたもの Colorprofile:Provia

TTArtisann 35mmF1.4 C 開放 RAW現像　Colorprofile:Classic Chrome

TTArtisann 35mmF1.4 C F2.0 JPEG撮って出し　Colorprofile:ASTIA

TTArtisann 35mmF1.4 C F5.6 Focus:∞ RAW現像　Colorprofile:Pro Neg.Hi

これを見ると撮影条件によってはJPEG撮って出しが良いです。あとJPEGのノイズの処理が凄く綺麗。
これはそのまま動画の画質にも繋がるのでは？と思います。
X-T200にはフイルムシミュレーションにETERNAが有りませんが、静止画の場合はPhotoshopに3D LUTのFujifilm ETERNAが2種類有りますし、動画の場合は邪道ですが、Davinci Resolveで通常の動画のコントラストと彩度を落として3D LUTを当てる手法があります。
おしまい