SEARS Vintage Canvas TENT【後期編】

SEARSのヴィンテージコットンテント、J.C.Higgins~Ted-Wiliams時代以降の後期編です。

前期編ではJ.C.Higgins~Ted-Wiliams時代のテントの紹介でしたが、それ以降の時代です。
SEARSのスポーツ部門には実在した人物の名前を使うのが決まりなのか分かりませんが、ここでHillaryというブランドが誕生します。Hillaryはエベレスト初制覇の登山家、エドモンド・ヒラリー(Edmund Hillary)さんの名前が使われているらしいです。テントの監修をしていたとも言われてます。なんとも面白いメーカーですよね。

Cabin Tent

HillaryブランドのCabin Tentはすごくバリエーションが多いです。

出典:Pinterest
今、SEARS HillaryブランドのCanvas TENTカテゴリーで一番良く見かけるのはこのタイプのテントではないかと思います。サイズは10×8フィートが多く、カラー・サイズともバリエーションが多いです。ColemanにもCanvas Cabin Tentという名前のテントが有りますが、フレーム構造は同じような意匠です。1970~1980年代ではないかと思います。

出典:3sisterspapa_tomopitooo
こちらもCabin Tentの派生モデルだと思います。このテントもカラーバリエーションとキャノピーの有無が有るようです。

Cottage


出典:Flickr
SEARS Hillary TENTというとこのカラーのCottage Tentが真先に思い浮かびます。11×10フィートというフロアサイズが多いですが、サイズのバリエーションは多いです。カラーはこのライトブラウンとグリーンのツートンでルーフがボーダーになってます。このカラーの他にブルーベースでルーフがアイボリーとブルーのボーダー仕様というカラーも確認してます。最大サイズは14×10フィートでオーニングが付いたモデルとなってます。1970~1980年位のモデルだと思います。

Family Camping TENT


1980年代に登場したのが自分も所有しているFamily Camping TENTです。Cottageのシリーズとはフレームワークがちょっと違います。カラーはライトグレーをベースとしたグリーンとのツートンカラーです。この色使いのCABIN TENTはありますが、Family Camping TENTとしてはこの14×10フィートのサイズしか見当たりません。

日本でも1980年代に鉄骨のフレームテントからドームテントへと主流が変化していったように、SEARSもこのFamily Camping TENT以降は化繊のドームテントに置き換えられていきます。
正確には分かりませんがSEARSから発売されていた最後のコットンテントなのではないかと思います。

今回はSERAS Hillaryブランドのコットンテントの紹介でした。おしまい

4件のコメント

  1. こんばんは~

    SEARS Hillary綺麗ですね!
    これはA-GARAGEさんのテントですかね?!
    一番好みなのはCottageですw

    コットンってカビませんか?!
    うちのタープはちょいカビましたよ(汗)

    1. taku-cさん、どうもです!
      Family Camping Tentは自分のですよ。
      Cottageは色使いが良いですよね。コーディネートもしやすいんじゃないかと思います。
      カビは化繊、純綿に限らず管理方法で繁殖しますね。自分の経験では純綿より化繊の方がカビになりやすい気がします。
      実はつい最近、キャンプ用の枕をカビさせてしまいました(汗

  2. こんにちは(・ω・)ゴブサタシテオリマス

    鉄骨テントは「重い・設営が大変」なイメージがあるんですが、こうやって紹介されるとヴィンテージな世界もかっちょいいものだなぁと感じます
    30~40年前のものを状態良く今でも使えるようにするのは大変でしょうけど、それだけ愛着も湧くでしょうし(*´ω` *)
    まぁ管理下手億劫ものぐさいたちでは万が一まかり間違って手に入れたとしても宝の持ち腐れになってしまいますが(笑

    1. いたちさん、どうもです! 夏期休暇でしょうか?
      SEARSやColeman のこの種のテントは鉄骨のフレームテントとは違いまして設営も楽ですし、幕自体も軽量な方だと思いますよ
      今回紹介してるHillalyのCottageなんかは四季を通して快適に過ごせるテントで自分的にはかなりオススメなんです

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