THERMOS 8312【ディテール編】

今回はセカイモンで購入したTHERMOS 8312が届いた状態をそのまま紹介しようと思います。

THERMOS 8312


THERMOSのランタンではわりと見ることが多い8326というグリーンのツーマントルランタンですが、そのワンマントルのタイプが8312です。ただワンマントルになっている訳ではなくサイズもひとまわり小さいんです。これは1966年製
THERMOSのランタンやストーブはこのグリーンか若干メタリックの入ったライトブルーの物だけと思いますが、J.C.Higginsに供給していたモデルでは赤というかエンジ色のランタンも有ります。

商品の說明にあったようにデカールの剥がれ以外はコンディションの良い個体でした。タンク内部に錆は無いですし、フレームも綺麗。圧力漏れも無いです。

このグローブはTHERMOS & PYREXの#702というグローブでリプロのグローブが発売されている逆さランタンのグローブより入手困難かもしれません。Colemanでも331というカナダモデルがこのサイズのグローブでColemanのグローブも超入手困難ですが、破損してしまった場合には、とあるガスランタンのグローブで代用できるとの情報はあります。

ベイル(ランタンを吊るす部品)だけはチェックが甘くて純正品ではありませんでした。これではベンチレーターにぶつかって畳めないです。

フレーム下のカラーが曲がっているランタンが多いですがこの個体は問題無し。THERMOSの火器独特のフィラーキャップがポンプになっているというギミックですが、他のランタンのようにフィラーキャップとポンプが別体になっているタイプもあります。このサイズのランタンでは8311というライトブルーのランタンがあります。

フィラーキャップを外すとこのようなポンプが内蔵されてます。

更に分解すると、ポンプカップは無くてOリングが付いていてるんです。ちょっとポンピングしにくいです。チェックバルブ的な構造ではなく、スプリングによる逆流防止弁になってます。Coleman等のチェックバルブがあるポンプではポンピング時にバルブ内の玉が動く音がするのですが、THERMOSのポンプは何の音もせず圧縮感も弱いのでちょっと工夫しました。

Coleman200と大きさ比較



背丈は8312の方が低いですが、ベンチレータが大きいのでパッケージに悩みます。しかし、このベイルは何用なんだろ?20cm x 20cm x26cm(高さ)でランタンケースで良いものないかしら?
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なんかこのソフトクーラー、評価が高いなぁ。
今回はセカイモンで購入したTHERMOS 8312が届いた状態の紹介でした。
レストア&調整編に続きます。おしまい

2件のコメント

  1. こんばんは~

    おー、サーモスランタン程度が良いですね!
    意外だったのがColeman200より大きいとは。
    このサイズ感なら点灯時間もそこそこ長いって感じなんですかね。
    点灯されるのを楽しみにしてますっw

    1. taku-cさん、どうもです!
      本当はもっとボロボロなランタンをこの位までレストアしようと思ってたんですけどね。価格の割に良い状態でした。
      背は低いんですけどボリュームが有りますね。タンク容量は200より少ないかもです。
      癖があって面白いです。

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