サイトアイコン Oldstyleでいこう♪

Coleman518B【キャタリティックヒーター】

今回はCANADA Colemanの518Bというキャタリティックヒーターです。

キャタリティックヒーター

キャタリティックヒーターって馴染みのない方はなんだか分からないと思いますが、良くハクキンカイロの大きいのって表現を見かけますけど、それも分かりにくいですよね?MSRにリアクターというヒーターにもなるガスコンロが有りますが、それのガソリン版みたいな感じでしょうか!?もっと分かり難い?
キャンプ用ヒーターのカテゴリーの一つでタンク内のホワイトガソリンを気化させる際に触媒を化学反応させて燃焼させるもので、その触媒にはセラミックファイバーが使われているらしいです。(石綿が使われているという噂もありますが?)その特性から触媒が劣化して不完全燃焼にならなければ燃焼時に一酸化炭素は発生しないとも言われてますが、定かではないです。
因みにハクキンカイロは脱脂綿に染み込ませたベンジンを白金(プラチナ)を触媒として燃焼させるのでハクキンカイロのデカイ版と言われてるんでしょうね。

Coleman518の熱量は?

518はColemanのキャタリティックヒーターでは最小の3000BTUという熱量で、日本のkcal/hに換算すると756.5kcal/hという数値です。
真冬に単独で暖房として使うには力不足ですが、秋や春先のテント内暖房やハイテーブルの下に置いてテーブルクロスを掛けてコタツにするような使い方が多いです。518より熱量の多いモデルだとコタツ用途では暑すぎるかもしれません。他のキャタリティックヒーターに比べて燃費は良いと思います。

518Bまではフィラーキャップ側がオスネジになってます。

キャタリティックヒーターの点火方法


ホワイトガソリンを入れてひっくり返して触媒にガソリンが染んだ所に点火して、火柱が上がって治まったらガードを戻すというのが定番な点火方法ですが、我が家では短時間ひっくり返してガストーチで点火しちゃいます。消化する際は丸い蓋を被せて酸素吸入を止めて暫く待つしかないので、必ず使い切るようにしてます。


オープンタープでも足元が暖かいと快適です。

使用する季節は限られますが頼りになる逸品です。おしまい

モバイルバージョンを終了